わかりやすいモバイルブロードバンドモバイル通信入門DC-HSDPA

DC-HSDPA

DC-HSDPA:Dual Cell High Speed Downlink Packet Access

導入している提供業者

会社名 サービス名
イーモバイル EMモバイルブロードバンド

※ 2010年12月3日より、サービスを開始しています。

導入を予定している提供業者

会社名 サービス名
ソフトバンクモバイル ULTRA SPEED
(ウルトラ・スピード)

※ 2011年2月下旬より、サービスを開始する予定です。

周波数帯域

 他のモバイルブロードバンド(ワイヤレスブロードバンド)に比べて、低い周波数帯域の電波を使用しています。
 低い周波数帯域の電波は壁などの障害物に強く屋内でも安定的に繋がることが予想されます。

会社名 周波数帯域
イーモバイル 1.7GHz帯
ソフトバンクモバイル 1.5GHz帯

セル半径

 携帯電話回線であるため、マクロセル(セル半径が大きい)です。
 セル半径が大きいため、電波の出力が大きいです。
 高出力の電波を使うため障害物に強いことが予想されます。
 その反面、消費電力が大きくなることが考えられます。
 また、一つの基地局に接続するユーザー数が多くなるため、通信速度が遅くなる場合があります。

セル半径=数百メートルから十数キロメートル

帯域幅

 5MHz幅

変調方式

 QPSK と 16QAM です。
 電波状況に合わせて切り替えます。

多元接続方式

 CDMA 方式です。

アンテナ技術

 シングルアンテナです。

通信速度

 規格の仕様上は、下り 42Mbps です。
DC-HSDPA は、下り方向の規格であり、上りは HSUPA になります。
(DC-HS Downlink PA)
提供業者が上りの通信規格に HSPA を採用するか、HSPA+ を採用するかによって、上りの通信速度が違ってきます。
 上りの通信速度は、HSPA なら 5.8Mbps 、HSPA+ なら 12Mbps になります。

 イーモバイルとソフトバンクモバイルの通信速度は、どちらも下り最大 42Mbps になります。
 上りはどちらも HSPA (5.8Mbps) になるようです。

サービス開始予定時期

会社名 DC-HSDPA導入時期
イーモバイル 2010年12月3日
ソフトバンクモバイル 2011年2月下旬

※A 2010年11月4日ソフトバンクモバイルは、2011年2月下旬から DC-HSDPAサービスを開始すると発表しました。
当初の予定は7月だったので、予定より5ヶ月ほど計画が先行しているようです。


人口カバー率

 DC-HSDPA は HSPA, HSPA+ と互換性があります。
 従って、DC-HSDPA の基地局が存在しない場所でも HSPA, HSPA+ の基地局と通信できる可能性が高いです。但し、その場合通信速度は遅くなります。 HSPA, HSPA+ の通信速度になります。
 イーモバイルの基地局の人口カバー率は 2009年4月末 で 90% を達成しており、DC-HSDPA導入時には 100% を達成している可能性が高いです。
 しかし、DC-HSDPA の基地局の人口カバー率がどの程度になるか現時点では不明です。

 各社の 2014年末 までに達成する人口カバー率の目標値は以下のようになっています。

ソフトバンクモバイル 60.3%
イーモバイル 75.2%

※1 2010年11月4日のソフトバンクモバイルの発表によれば、ULTRA SPEED は当初 人口カバー率 12% から始まり、2011年6月には、人口カバー率60%を達成する予定だということです。

通信料金

 ソフトバンクに関しては現時点では不明です。

会社名 サービス名 基本料金 上限金額
イーモバイル EMモバイルブロードバンド 900円 5980円

※ イーモバイルの定額制では、月額 5,580円 になります。

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EMモバイルブロードバンド

 下り最大 42Mbps ! DC-HSDPA 対応! 人口カバー率 90% !

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