わかりやすいモバイルブロードバンドモバイル通信入門無線LAN

無線LAN

 LAN とは、Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)の略です。
 一般にオフィスや家庭など小規模な空間で、複数のコンピュータをネットワーク接続して通信できるようにする設備のことを LAN(ラン) と呼びます。

有線LAN

 有線LANでは、通常 スイッチング・ハブ と呼ばれる機器とコンピュータをLANケーブルで接続します。スイッチング・ハブは複数のLANケーブルを接続でき、コンピュータはスイッチング・ハブを経由して通信を行うことができます。
 有線LANの通信規格は、物理的な(ハードウェア)の規格の名称を イーサネット (Ethernet) と呼びます。ソフトウェアの規格はインターネットと同じ TCP/IP(ティーシーピーアイピー) です。
 イーサネットTCP/IP の2つの規格を組み合わせたネットワーク規格のことを、 イントラネット と呼びます。

 最近は家庭用ブロードバンドルーターにもスイッチング・ハブが内蔵されている機種が増えており、2〜4台のパソコンをネットワーク接続できるようになってきています。
 皆さんのなかにも自宅で2〜4台のパソコンをブロードバンドルーターに接続してネットワークを利用している方も多いのではないでしょうか。これも立派な LAN です。

無線LAN

 無線LAN とは、LANケーブルなどの通信ケーブルを使用しないで、無線通信を使用してコンピュータ同士の通信を実現する設備のことです。
 一般に 無線LANアクセスポイント と呼ばれる機器を使用して実装します。
 無線LANアクセスポイント は、「親機」「基地局」「ステーション」「無線ブリッジ」「無線ハブ」等とも呼ばれますが、アクセスポイント と呼ばれることが多いようです。
 アクセスポイント 機器には必ず、通信相手となる 無線LAN子機 という機器が用意されています。無線LAN子機 は単純に 子機 とも呼ばれます。
無線LAN子機 は直接コンピュータに接続され、アクセスポイント と無線通信します。
 コンピュータ同士はアクセスポイントを経由して通信することができます。
 有線LANに例えて説明すると、スイッチング・ハブの役割を果たすのがアクセスポイントで、LANケーブルの役割を果たすのが「無線LAN子機」と無線通信回線です。
 ブロードバンドルーターにアクセスポイントが内蔵された製品も存在します。そのような製品を 無線LANルーター と呼びます。
 子機とアクセスポイントが通信できる距離は通常数十メートル程度です。大多数がオフィスや家庭やホテルなど屋内で使用されます。
 無線LANの通信規格は色々ありますが IEEE802.11シリーズ と呼ばれる規格がもっとも普及しています。IEEE802.11「アイトリプルイーハチマルニテンイチイチ」と読みます。IEEE802.11シリーズには、IEEE802.11bやIEEE802.11aやIEEE802.11g等のようにいくつか種類(世代)が存在します。
 最新の IEEE802.11n では通信速度最大300Mbpsが実現されています。

 無線LANは有線LANと接続することも可能です。この場合アクセスポイントのことを 無線ブリッジ, 無線ハブ と呼びます。
 無線LANを使用するにはアクセスポイント機器を購入して、既存のネットワークに接続すれば使用できます。プロバイダとの契約は必要ありません。

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